説明
概要
鉄鋼、非鉄金属、合金鋼、特殊金属、鋼石無機物などに含まれる炭素・硫黄を同時に分析する装置です。高周波誘導加熱炉方式で初めて燃焼コントロールを実現。分析目的に応じた適切な温度コントロールにより、各種サンプルの高精度分析が可能です。
EMIA-920Vシリーズ(高精度対応タイプ)
EMIA-320Vシリーズ(普及型タイプ)
EMIA-220Vシリーズ(ベーシックタイプ)
特長
- 50〜500mAの範囲で任意に設定したプレート電流値を自動制御する独自の「燃焼コントロール機能」を搭載。分析目的に応じた適切な燃焼コントロールにより、極めて安定な燃焼状態を実現。各種サンプルの高精度分析が可能です。
- プレート電流を2段階に設定することにより、分析の中で、加熱温度条件を変えて分析することが可能。これにより、従来、高周波炉方式では不可能だったサンプル表面に付着した炭素とサンプル内部に含まれる炭素の分別定量にアプローチすることが可能です。
- オートクリーナー機構の採用で、メンテナンスの省力化を実現。(EMIA-920Vシリーズ標準装備)
- ダストフィルタ加熱機構の採用で、ガス吸着の極めて少ない安定した分析を実現。(EMIA-920Vシリーズのみ)
- 酸化剤(CO→CO2)、トラップ剤(SO3)不要のリアルタイムCO / CO2 / SO2同時検出方式採用。
価格
¥8,925,000〜
EMIA-920Vシリーズ
機種 |
EMIA-920V 炭素/硫黄同時分析 EMIA-921V 炭素分析 EMIA-922V 硫黄分析 |
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分析原理 |
酸素気流中高周波加熱燃焼-赤外線吸収法 |
分析範囲 |
炭素:0〜6 (m/m) 硫黄:0〜1 (m/m) ※試料質量を減少させることにより100(m/m)まで可能 |
試料質量 |
標準1.0g |
分析精度(再現性) |
炭素:0.0020 %(m/m)以下 σn-1≦0.00003%(m/m) 0.0020 %(m/m)以上 σn-1≦0.0001 %(m/m)またはCV≦0.5% 硫黄:0.0020 %(m/m)以下 σn-1≦0.00003 %(m/m) 0.0020 %(m/m)以上 σn-1≦0.0001 %(m/m)またはCV≦0.75% ※信頼性の高い鉄鋼標準試料による ※磁製るつぼは1000℃30分以上空焼処理を実施 |
感度(最小読取) |
0.000001 %(m/m) (0.01 ppm) |
分析時間 |
通常30〜60秒(燃焼開始後)※試料の特性により異なる |
燃焼炉方式・炉構造 |
燃焼コントロール機能付高周波誘導加熱炉方式 陽極出力:2.3kw、周波数:18MHz プレート電流:500mAまで任意設定・自動制御可能(最大10スロープ) ダストフィルタ加熱機構 |
高周波炉自動クリーニング機構 |
ブラッシング方式・バックフラッシュ方式併用による自動クリーニング |
酸素ガス精製器 |
本体内蔵 |
電子天秤 |
標準付属 |
外形寸法および質量 |
560(W)×912(D)×948(H) mm 約170 kg |
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炭素・硫黄分析装置 EMIA-Vシリーズ(高周波誘導加熱炉方式)
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